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【確率統計】Xの確率分布を求めなさいって...何をすればいいんですか??具体例で分かりやすく解説します

確率分布ってなんだ?

確率分布とは…「確率変数Xがとる値ごとの確率を表したもの」のことで
簡単に言ってしまえば「Xとそれが起こる確率」を表にしたものです。
さっそくですが具体例をもとに考えてみましょう。

◎問題

次の確率変数Xの確率分布を求めなさい。
(1)1個のさいころを投げたときの,出た目X
(2)1枚のコインを投げたときの,表の出た枚数X

(1)1個のさいころを投げたときの,出た目X

1個のさいころを投げたときに
出る目(X)は1,2,3,4,5,6で
確率(P)はそれぞれ 1/6 なので

この表が求める確率分布となります。

(2)1枚のコインを投げたときの,表の出た枚数X

1枚のコインを投げたときに
出た表の枚数(X)は0,1で
確率(P)はそれぞれ 1/2 なので

この表が求める確率分布となります。

まとめとポイント

「確率分布を求めなさい。」と言われたときに,やることは上のような表を書くことです。
XやP,計を書いているか。また,合計が1になっているかの確認を忘れないようにしましょう。
確率分布を書くときの確率Pは,約分をしない形で書いたほうがこの後の計算をしやすくなることもポイントです。